葉音日記
 
  はじめに >>>
  事件の多い私たちの日常を、日記風につづっております。
優しくそよぐ葉ずれの音のように、皆様のお耳に届くと嬉しいです。
葉音がつづる、波乱万丈の日々、お楽しみくださ〜い!
 

2021.5.31>>>
もう、うんざりするくらいに自粛してばかりなんだけど、なかなか収まらないコロナ。これ以上、世の中一体どうなってしまうのかしらんと悶々とする日々が続きます。
身近には罹患した患者さんが居ないせいか、感覚的には未だしっくりとはきませんけれど、ニュースで、あっという間に親御さんが亡くなって、お葬式もままならず、ちゃんとしたお別れすら出来なかったと、嘆き哀しむ様子を見聞き致しますと、やっぱり、兎にも角にも、今は、おとなしく、誰にも会わないってことが、懸命な選択だと身につまされます。
ようやくって感じですが、ワクチンの接種率が、どんどん上がってきたようなので、このスピードに期待するのみです。
そんなコロナ禍は、「ウッドショック」と呼ばれる、木材の値段が、異様に値上がる事態を招いているそうで、最近お会いした住宅メーカーさんも、今は、材木が手に入らないので、新築の建築を留めていると仰っていました。懇意にしている材木屋さんからは、6月1日からの値上げのFAXが、早々に送られてきましたし、木工業界も、末端の製作者のほうまで、じわりじわりと影響が出始めているみたいですね。
芦屋川のリフォームは、都会の制約もあって、土日は工事が出来ず、平日も五時までに作業は終わらせよとのことで、予定よりも、少々完成も遅れちゃいそう。
イズデザイン 的にも、他のお仕事との兼ね合い等、いろいろあるのですが、それぞれ皆さんの事情も相まって、お互いの都合の良き時間の擦り合わせに、四苦八苦のジレンマを感じています。
光司さんは、重い大理石の天板の移動で、またまたギックリ気味らしく、そろそろやろなぁと、若干の予想はしていましたが、疲れも溜まってきているのでしょう…案の定、肘も腰も痛めてしまいました。なんとか騙し騙しで、いろんな現場に出掛けてはいますけど、鍼治療を週に二回に増やして、この山場を乗り切ろうとしています。
昨日は、工房仕事が、切羽詰まってきたこともあり、芦屋のお店は、急遽の臨時休業をさせて頂きました。
快晴の日曜日、私はお家に居るのは、珍しく、青い空の下、鳥のさえずりを聴きながら、お庭のラベンダー狩りに没頭です。なんて贅沢なひとりっきりのシアワセ。鼻腔をくすぐるラベンダーの香りを、思う存分に吸い込んで、心穏やかなる癒しの時間を満喫しました。ズル休みもたまにはいいかなっ。
 

2021.5.14>>>
コロナ禍は、大変なことも多い訳ですけれど、良い意味では、再びの出会いとご縁を感じる時間をも与えてくれています。「お久しぶりです」の懐かしのお客様から、ご連絡が相次いでおり、本当に有り難い限り。お客様台帳を繰りながら、えっ、このお仕事って、こんな前やったっけぇ〜と、呆気にとられ、時の流れに、驚愕することもしばしばです。
二十年くらい前になっちゃうのかなぁ、六甲アイランド時代に、テーブルと椅子をお納めした香住の旅館からは、設計のユリデザインの前田ゆりちゃんから、改修後のベッドの依頼が決定しましたとご連絡がありました。う〜ん、これも工事完了の日程に合わせてとなるので、納品が遅れないように頑張らないといけないなぁ。
只今進行中の物件は、なんだかギュウって詰まってきており、打ち合わせ中の宝塚と須磨と、乗松先生のご新築は、奈良に徳島…だったかな、あっ、この前は、十年くらい前に、イズデザインが手がけた岸和田の美容室「FRUITS」の看板を、綺麗にお色直しに行ってあげました。高速道路が空いていたので、ビューんとあっという間に泉南まで!あの頃新婚さんだった若いお二人は、スッキリ細身で、ビックリするくらい、全く印象が変わっていなかったけど、後から聞いたら、もう三人もお子様がいるとのこと…そりゃ、私たちもおじいちゃんおばあちゃんに、どんどん近づくというものだわねぇ。うわぁ、オソロシヤ。
そうは言っても、隠居してるような場合では、もちろんない状況で、とにもかくにも、様々なお仕事で、うごめいております。
私たち以上に、尋常ではない忙しさが長年続く、レミングハウスの中村先生とも、一瞬の打ち合わせを重ね、芦屋川のマンションリフォームは、佳境を迎えています。
並行して、光司さんは、あちらこちらのマダムと打ち合わせをしつつ、キッチンや収納を工房で仕上げ、犬のワクチンを打ちに病院に出向き、自治会長のお役目として、掲示板になんじゃかんじゃ張り紙貼って、今日は確か、四国の家具屋さんから、修理の椅子が送られて来る予定だし、あの図面も早く描かないともうアカン頃や…、竹中大工道具館の一脚展のリモート会議は今週かしらん?それと思案中だったお客様からは、芦屋のお店の椅子をアレもコレも買って頂ける事になったので、テーブルの高さにあわせて、脚カットしないと…思い付くだけでも、思わずため息つきたくなる連日のハードスケジュールです。
まっ、覚えて頂いて、需要あるうちが、華というものですので、とにかく、目の前のお仕事を、確実にひとつずつ、終わらせていく事に、まずは専念致しましょう。
グレインは、こういう時に限って、あちこちで、かまってちゃんの粗相を致します。またこんなトコにオシッコしたのかよぉ〜勘弁しておくれ!!と、アタマでは思いつつ、お婆ちゃん保育で、ヨシヨシぃって、結構甘やかし気味なり。
お陰様で、芦屋こはくのラーメン屋さんは、連日の満員大盛況!
スープは、こってりもあっさり味もあり、トッピングもいろいろ選べて、好みの味を戴けます。めちゃめちゃ美味しかったぁ!
みんなが待ち望んでいたのでしょうねっ、初日からいきなり、行列の出来るラーメン屋さんになっていました。イズデザインが内外装のデザインと家具全般を手がけたお店が、行列ってっ!スゴイなぁ。そんな時代がくるなんて…木工始めたばっかりの、ヒマそうな30年前の岡田クンに、エライコッチャやでって言うてあげたいわっ。
 

2021.4.29>>>
いろいろあるなぁ、人生は…としみじみ思うこの頃ですが、変異株と言われてもって、とにかく自制するしかないのでしょうね。
またまたの緊急事態宣言です。もうこの年齢になりますと、罹ればもう重篤になってしまうかも〜ですし、それより、今、もし何かの事故にでもあって、救急搬送されても診てもらえる確率は、非常に低めって事なんでしょうし、とにかく、お医者様たちは、もうギリギリを通り越して、どないもこないもあらへん!どないしょぉの状況だろうし、何をすべきか、全く何もしないのか…どうしたらいいものかと、ただただ終息の日を、息を潜めて願うばかりです。
遠くイスラエルの人々が、マスクをはずし、乾杯し、談笑している笑顔のニュースなど見ますと、一刻も早いワクチンの接種が望まれます。一月には、一万人以上いた陽性者だそうですが、数ヶ月でこんなに陽気に笑いあえるのであれば、兎にも角にも、一日も早く、日本中にワクチンが行き渡ることを祈るばかりなり。
昨年、手掛けさせて頂いた水炊き「こはく」さんも、ついに昼営業にて、ラーメンを提供するそうです。
お酒を出せないとなると、飲食店としては、相当なダメージなんでしょうね。前々から、オーナーの渡辺君は、ラーメン店には意欲を見せておりましたので、私たちもなんかある意味、すっごく楽しみではありますが、なんとかみんなで、このコロナを踏ん張って、笑って、ワイワイ騒げる日が来ますように。オープンしたら、早速、食べにいかねばっ!!(とりあえずの看板は、栗の一枚板を用意しました)
工房では、芦屋川のリフォームのおおっきな壁面収納やらあれやこれやの家具をひっくるめて作成しており、ようやっと第一陣の納品と相成りました。
工務店は羽根さんで、レミングハウスに引き続き、乗松先生の物件でもご一緒させていただくので、息の合った現場仕事をと、光司さんも張り切っています。その合間に、山に薪になる木を見に行ったり、ステイホームは、手作りする時間もたっぷり確保できるようで、彼の方この方から、ナチュラルなパセリ入りのウインナー、オレンジピールならぬ、ボンタンピールなど、手作りの品々をあれこれ頂戴し、美味しく食させて頂いたりと、ここに居ると、どうも食いしん坊になってしまいがち。
マイナンバーカードの写真を、光司さんに撮ってもらったら、相変わらず、私ってめっちゃ顔、丸やなぁと、改めて、しみじみと…年相応という言葉が胸に去来致しました。
結局、ちょっとだけ、顔を光らせて、加工してくれたんだけどねぇ。深く刻まれた皺もシミも、隠しきれないお年頃のようです。まっ、しゃぁないか!!
 

2021.4.1>>>
花びらを、ひぃふぅみぃと数えて見ると、おお〜開花宣言しまぁ〜す!
我が家の桜も、ピンクが一気に咲きほころんでまいりました。ここ数日、四月並みの陽気が続きましたので、今春は、全国的にも桜の開花が早いそうな。
うちのお庭は北側に面してますので、ご近所さんと比べると、遅咲きのはずなんですけど、やっぱり今年は早く感じています。来週、お客様が、キッチンなどの打ち合わせでお見えになる予定なので、その頃には、満開の花を愛でることができるといいけどなぁ。
ご新築打ち合わせと共に、置き家具の製作(ローキャビネット、オープンシェルフ、デスク)が続いていました。作り付けの家具が増えたなか、久しぶりの単体での製作は、ちょっと新鮮な趣があります。やりとりする中で、オンリーワンの家具が作られてゆきますので、完成を待ち侘びているお客様と同じくらい、作り手も、楽しみの極みで作り上げていってるって感じでした。
その合間に、夙川タイムレスさんからの北欧家具の椅子編み依頼が、ひっきりなしにありますので、我が家のリビングは、椅子だらけになったり、やっとスッキリと思ったら、また、新入りさんでごった返していたりで、グレインちゃんもハウスの寝床に戻れず、うろちょろ迷子になってます。
本当ですと、もうすっかり終わっているはずだった、芦屋川のリフォーム物件は、ようやくスタート叶いそうで、ホッとしていますが、こうなると、他のお客様をうんとお待たせすることになったりもして、結局、お団子状達で、お仕事は進んでいくという、まぁいつも通りの現状ですね。
…と、葉音日記もアップせず、ドタバタしているうちに、竹中工務店東京本店、ギャラリーエークワッドで開催されていました「樹の一脚展」が、無事、終了致しました。
このコロナ禍、東京行きは、どうしようかって、思案しておりましたけれど、父母のお彼岸の墓参りも兼ねて、弾丸ツアーの日帰りにて、なんとか見学に行ってきました。
時代は、リモートなのですが、やはり映像やパンフレットで観てるだけとは、全く違った印象で…それぞれの作家さんの個性が存分に発揮されている力作ばかり!!
今まで歩んで来られた道のりが、手掛けた椅子の特長となり、個々の思いと心意気がすっごく感じられる素敵な作品たちに圧倒されてまいりました。
都心からは離れた場所になるみたいですが、たくさんのお客様にご覧いただけたようで、とても嬉しい限りです。光司さんの作品は、引き続き、福島県の裏磐梯高原ホテルの展覧会へと旅立つらしく、しばらく芦屋にも戻って来ないそうだけど。
築地本願寺でのお参りの後は、築地のこだわりお寿司を堪能!江戸前鮨はたいへん美味しゅうございましたし、帰りの飛行機までの時間、ちょっと東京駅にも足を延ばし、御上りさん気分も満喫してきました。
家に帰り着くと、拗ねて寝こけていたグレちゃんは、晩御飯をあげても食べないっていう、意地けっぷりがなんとも可愛い、ぐれ気味?でしたけどねッ。
なかなか終息の足音すら聞こえて来ず、ぶり返してばかりのコロナは、建築業界でもジワリと影響が出始めてきているようで、合板の輸入がどうも遅れがちというか、入って来ない?というエライコッチャの事態が起きているそうです。今、手掛けているリフォーム物件は、なんとかなりそうだけれど、年内のご新築物件は、大丈夫なのかしらん。売れっ子!?のイズデザイン としましては、レミングハウスの中村先生はじめ、奈良の乗松先生と、すでに来年の打ち合わせも並行しており、そこそこ来春以降まで、スケジュールも埋まりつつあるようですが、肝心の材木が手に入らないなんてことになると…一体どうなってしまうのやらと、心配のタネは尽きません。いろんな事が、平和に…確実に、どうか進んでいきますように!!
 

2021.3.8>>>
弥生三月に突入し、庭の花々も色とりどりに咲き始めました。昨年、ミモザの木を枯らしてしまったので、今年の庭の春色はちょっと寂しくなりそう。
けれどもその分、下草回りにミニ丈の愛らしいクロッカスや水仙、風に揺れるユキヤナギの小花たちが、二階の窓からも見てとれるので、春の兆しは十分、感じ入ることが出来ます。首筋に当たる陽射しが強くなり、ちょっとヒリヒリ感じられる様にもなってきました。日焼け対策もそろそろしないといけないねぇ。
さて、前々から、行きたいなぁって願っていた、六甲アイランド神戸ゆかりの美術館に、ドライブがてら見にいってまいりました。「暮しの手帖」の絵と神戸 花森安治さんの特別展です。なるだけ、時間の許す折には、興味のある美術館や展覧会には足を運ぶ様にしています。ただ、会場の展示を楽しみにするだけでなく、作り手としても、その会の構成や展示方法なども、すごく勉強になることがたくさんありますので…。
暮しの手帖は、アンノン世代の私たちよりも、母親世代の雑誌のイメージが強いのですが、花森さんの手書きのイラストは、とてもお洒落で美しく、色彩のバランスも絶妙且つ秀逸、エネルギーに満ち満ちた神戸らしい素敵な作品でいっぱいでした。
コンピューターでのイラストなど夢のまた夢の激動の昭和に、その手書きならではの、温かさや柔らかな筆致は、あの時代を生きる女性達に、どれほどのパワーを分け与えてくれたことでしょう。ひと描きひと塗りならではの、ぬくもりと愛情が重なりこもって、手ずからの仕事って、やっぱりいいなぁ〜70年代の神戸の風景ビデオでは、子供時代の記憶がまざまざと蘇り、そうそう、六甲山って、こんな風にハゲ山やったよなって、改めて、大水害や震災を乗り越えて、港も山の景色もすっかり様変わりしてしまった神戸の街を、胸深く、思い耽る一日にもなりました。
昨年来のコロナ禍で、いろんなイベントはキャンセルとなって、ジャズライブには行けなかったけれど、それでも昨年末には、大阪城ホールで、あいみょんちゃんにも会えました。三月六日は、あいみょんちゃんのバースディだったそうな。26歳おめでとうっ。
今、自分が二十代だとしたら、こんな世の中は、ほんとイヤになっちゃうだろうなと思うくらい、重たすぎる空気感。関西の自粛解除は嬉しいことだけれども、またまたのぶり返しも気になる所でもありますし、結局、首都三県は、二週間、緊急事態は延長されちゃいましたし、行きづらいよね〜お江戸〜!!
いよいよ迫ってきたオリンピックもどうなるんだか!?とギリギリの判断も迫ってきています。
早く世界中が落ち着いて、「フツウ」の暮らしを取り戻したいけれど、多分無理っぽい空気感の方が強くなってきているような…そんな諦念が、じわりじわりと頭をよぎるこの頃となりました。
 

2021.2.27>>>
確定申告の事務作業も一区切り…ホッと胸を撫で下ろしている如月の頃。
コロナの自粛は続いており、光司さんは、椅子展がらみのリモート会議もあったりで、なんか時代に乗ってる感じはありますけど、やっぱり顔を見合わせて、しっかり打ち合わせのできる日がくるといいなと願うばかりです。
それでも、見上げる雲は、フワフワ穏やかで、降り注ぐ陽光は、確かに春の日差しを感じます。光の春は、すでに目の前に来ているのは間違いナシで、お庭のスノードロップは、可憐に咲きほころび、もうすぐスイセンの花も色づき始める気配。
そんなことをふんわり思っていたら、少しばかり早めに大阪も兵庫県も、自粛解除の嬉しい知らせがやってきました。近場で、クラスターが発生して以来、どうも、自分達発進では、どなたにも会いづらくなっていましたので、ちょっと気分も晴れやかになる思いが致します。
そんな麗らかな春の良き日に、甥っ子がまずは籍を入れてって、にわかに結婚の報告がありました。昨年度、初めての担任を受け持ったように聞いたばかりだったので、DINKSの我々としましては、うへっと驚くばかりで、ちょいと実感が湧きません。が、親御さんとなる我が弟夫妻も、かなりびっくり仰天!したそうなので、まぁ、若い二人にとってはコロナ禍だからこそ、深く解り合える時間もたっぷり有ったってことなんでしょうねぇ。
まずは、メデタシめでたしなり。コロナが落ち着いたならば、お式をするそうだけれど、東京方面は、オリンピックの件もあるし、ここは踏ん張りどころで、自粛期間の延長も気になる所です。
エイクワッドギャラリーでの椅子展も、折り返し地点を過ぎてしまいましたが、見に行かれた方々のご意見をネットで拝見すると、誰もいなくて、ゆっくり見れたぁ〜とのご感想が多いので、とってもゆったりしたギャラリー環境なのだと思われます。老犬グレインのこともありますが、リフォームの現場が佳境に突入する前に、ぜひぜひ会場に足を運びたいと願っています。
 

2021.2.8>>>
このコロナ禍の真っ只中ではありますが、東京都江東区にあります竹中工務店東京本社1Fギャラリーエークワッドにて、『樹の一脚展』人の営みと森の再生 が、無事開催する運びとなりました。
竹中大工道具館の元館長であります赤尾氏からの熱烈なオファー??により、東京でもぜひ一脚展を!とのお誘いを受けて、昨年来、この企画が持ち上がってきた訳ですが、紆余曲折、開催までの道のりは、あれこれとあったように聞き及んでおり、この自粛期間の中、無事開催できて、本当良かったねぇと、ひと安心しております。
当初の六甲山材を使用した大工道具館の一脚展メンバーと共に、埼玉県三富の地域材を使って参加された木工家さん達も加えて、最終的には、31脚の大所帯となりました。
六甲山材と三富材という地域材を使って、大御所から若手までたくさんの木工家達が、それぞれの個性と技術を発揮して、様々な椅子をデザイン製作しています。
光司さんは、木工家歴でいうと、まぁまぁの中堅どころなのかしらん。お顔を存じ上げている方々も多いのですが、初めてご一緒するという方も、たくさんいらっしゃいました。
会場の動画を拝見しましたが、作家さんが増えた分、より多くの作品に触れられますので、とても見応えのある展覧会になった様に思われます。
大工道具館の一脚展同様、それぞれの椅子に、自由に座る事が出来るので、閉塞感でいっぱいの心もきっと癒してくれる、ワクワクがあるに相違ないと期待しております。
私たちも会期中のどこかで、お邪魔できるといいのだけれど…。
しかしながら、まだまだ緊急事態宣言は、東京も兵庫県も延長となりましたし…、緊張感ある日々は続くばかりですね。
医療従事者の方々の御苦労を鑑みると、自粛自粛の中、お出かけするのもままなりませんが、2021.2.5から、3.31まで、二ヶ月近くの長丁場です。
イベント等は、中止になってしまったものもありますが、東京近郊にお住いの方や、機会のあります方は、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。
ギャラリーでは、コロナ感染拡大防止の予防策を万全に行い、皆様のお越しをお待ちしております。
ちなみに、光司さんは、木工家人生初のウインザーチェアを製作致しました。どうぞお楽しみに〜。
 

2021.1.30>>>
震災のこと、生きるということ、そんな当たり前にくるとは限らない明日のことを、ひそやかに深く…想い耽る毎年の睦月です。
神戸の三宮にお店があった頃からよくしていただいていた、お客様が、昨年お亡くなりになっていたことを知りました。
リノベーションなど、大がかりでトータルなお仕事は、まだまだ手探り状態だった二十年以上前の私たちを、信用し、ご依頼してくださった、貴重なお客様でもありました。
いつお会いしても、泰然自若という言葉がピッタリ…いつも鷹揚に構え、穏やかな微笑みがとても素敵で、若かりし頃のスポーツのお話もされていたので、お身体も頑健そのものって印象でしたから、光司さんから聞いたときは、思わず絶句してしまいました。私たちの憧れる、こうありたいと願う大人の人って、どうして早く逝ってしまうのかなぁ。もう一度、お会いしたかったし、ちゃんと御礼も言いたかった…
コロナの時代、自分自身も、明日、どうなるのかなんてわからないご時世ですけれど、繋がりだとか、一期一会の大切さとか、伝えたい人にはきちんと、ありがとうの言葉を…そういうことって、出来るときにちゃんとしておかないとほんとダメなんだなぁって、改めて、心に沁みました。
頭では判っているけれど、動くことって、とっても大事。たくさんの感謝のコトバを今、しみじみ胸に刻んでいます。
地域医療の専門の先生として、お仕事を懸命に尽くされ、多くの患者さんに愛された、何物にも変え難き素晴らしき人生だったのだと思います。
天国でどうか安らかに。光司さんと私は、体の続く限りは、先生を見習って、世のため人のため、皆様を笑顔に出来ますように、もうちょい頑張ろうと決意新たにしています。
と、故人を偲んでおりましたら、またまた、遠方より友キタル。
昔の保育園時代の同僚だったイケダくんが、児童文学作家としてデビューしたそうで、新刊片手に、イズデザイン を訪ねてくれました。
偕成社か~ すごいねぇ。「小雨ぼっこ」カメくんとイモリくんの物語です。亀大好き人間のワタクシとしては、とても愛らしいカメ君が主人公の、ドキドキワクワクの嬉しい児童書。小学校の中学年向きらしいけど、大人が読んでも夢中になる楽しいお話です。子供達とお散歩ばかり…真っ黒クロスケ当時を思い出す、ほっこり優しい気持ちになれる冒険譚でもありました。出版不況の昨今ですが、ぜひぜひ続きが読みたいので、シリーズ化になります様に、多くのお友達の手元に届くといいなぁ。
ペンネームは上から読んでも下から読んでも いけだけい だそうな。皆様、昔の仲間が作家さんになりました。どうぞ宜しくお願い致します!!
 

2021.1.20>>>
皆様、2021年、丑年の始まりです。本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。
さてさてコロナコロナと言いつつも、身近に罹った人など誰もおらず、自分達さえ気をつけていればなんとか乗り切れて…、大丈夫なんじゃないかしらん的な、気の緩みがでてしまっていたのですが、我が家の道路を挟んで向かいに建ちますかなり大きな老健施設で、大晦日からクラスターが発生した模様です。
公共的なニュースでは施設名等は、伏せられておりますが、その施設のホームページには、細かな情報が書かれてありました。
お正月から、救急車もすごく来るよねって、いつにないドタバタした職員さん達の動きと、なんだか見たこともない貼り紙が、窓の外側に向けて張りつけられている様が、なんとなく違和感アリアリで、一体なんだろうねぇと私たちも???って、思っていたのですが、この一連の騒動が、まさかのクラスターだったとは!!
目と鼻の先で繰り広げられている緊急事態に、一気にコロナ禍の渦中に飛び込んでしまった不安の極みなり。郊外なので、距離的に離れているとはいえ、リビングからずっと見えている施設ですから、気が気ではなく、なんとも言えない胸苦しさも覚えます。国内でもウイルスは、どんどん変異株も出てきているようですし、これ以上大ごとにならないでと、まずは目の前の施設の一日も早い安寧を願うばかりです。
そんな訳で、今年は、年初めから日本中、否、世界中が、重苦しくやるせないスタートとなってしまい、兵庫県も再びの緊急事態宣言です。
予定していた打ち合わせも、リフォーム物件も、あちらこちらの工事開始が、少々延びてしまいました。
お正月は、ちょっぴりのんびり出来ましたが、光司さんは、コロナ禍の中、唯一開催が決定した東京竹中本社ギャラリーでの、一脚展の椅子作りに、勤しんでおりました。
関西の一脚展メンバーは、地域材として「六甲山の木」で製作するのですが、みんなで分け合った六甲山材は、普段使い慣れている樹種ではありませんし、もちろん質の良い材が豊富に揃っているはずも無く、僅かな取り分の材料を、なんとか工夫し、木取りして、削り削り、一脚にまとまるように、まさに手づくりって感じで、仕上げていっています。
この度の出展作品は、彼の木工家人生にあって、全くもって製作してこなかったタイプの椅子に、初挑戦しています。乞うご期待!といった所かな。本人も、詳細に図面は描きはしたものの、今回の場合は、限られた材料で、失敗出来ないプレッシャーもあるのか?いつになくゴールが見えていないみたい。それでも、想像以上のクオリティで組み合わさってきたなぁって感覚が、個人的な勘ですけど…致します。これは、とりあえず、期待大ですなっ。
ちゃんと座り心地の良い椅子になるものやら、心から、無事完成のアカツキを祈るばかりであります。