葉音日記
 
  はじめに >>>
  事件の多い私たちの日常を、日記風につづっております。
優しくそよぐ葉ずれの音のように、皆様のお耳に届くと嬉しいです。
葉音がつづる、波乱万丈の日々、お楽しみくださ〜い!
 

2018.12.1>>>
良かったね〜オオサカぁ!2025年の、55年ぶりという大阪万博が決定しました。
お隣の神戸っ子なのに、とっても感慨深い気持ちになれるのは、あの1970年、神戸の小学生達は、学校からの遠足で、千里の万博に連れて行ってもらったからなのです。プライベートでも、遠方の親戚一同大挙して、続々と大阪に集結。当時の日本中の老若男女達が、まさにお祭り騒ぎに湧いた、世界の国からこんにちわぁ!初、ガイコクジンだらけの、まさに、ビックリ仰天の半年間でした。大阪万博は、子供心ながらに、うわぁって叫びたいくらいに眩しい想い出で、いっぱいだからです。
そんな未来の空間を、肌で、直に触れることのできた世代としましては、日本のバブルがはじけ、不景気が続く中育った、なんとなく控えめな今の若者達が、50年後や100年後の未来を想像するドキドキを、少しでも感じる経験が出来たらいいのになぁって、単純ながら…個人的には、すっごく思っています。
あの時見上げた大型のハイビジョン、線のつながっていないもしもし電話…、今では、当たり前みたいにして、暮らしの中に溶け込んでいる様々な信じ難いモノたち…あの日あの時に、なんじゃこれぇ〜を体験したチビッコとしては、ぜひぜひ多感な子供達に、たくさんの不思議な未来を覗いてもらいたいなぁと願います。
まぁ、本音で言えば、自分が死んだ後の世界が、どんな風なのかなって、興味津々ってことの裏返しでもある訳だけれど。
建築関係でいうと、あと七年は、関西経済は安泰って気がするのですけど、どうだかなぁ。
あの頃のパビリオンを創った人たちが、当時は、若手建築家で、のちに大御所と呼ばれる方々がたくさんいらっしゃったことなど、大人になってから知った、万博あるあるは、とにかくいっぱいあって、へぇ〜!!そうやったんやぁって、驚くことばかりです。
さてさて、なにがしかの形で、私たちも少しくらいは、かかわることがあったりする?のか?しらん…。
とりあえずは、人生で二度も、万博を楽しめるラッキー世代のひとりとして、とにもかくにも、病気とケガには注意しましょう。
七年後を、笑って迎えられるようにしなくちゃねっ!せっせと歯磨きに励むことから、健康第一を改めて心がけようと、固く決意致しました。
あれっと思うヒマすらなく、いよいよ師走に突入です。もう工房は、パニックといっても過言ではないくらいに、久しぶりに追いつめられた状況です。
う〜っぅ、結局、身内のお見舞いにも駆け付けられない程、光司さんの体調も思わしくなく…工房での必死のパッチの製作が続き、いつもの何倍もの時間がかかっているみたいですが、いつもが、尋常ではない製作量を誇っておりますので、まっ、これくらい出来たらいいほうやんか…無理しないで、まわりの手助けも借りつつ、頑張りなはれっです。
奈良に大阪、京都の関西一円と、そうして行ったことの無い島の物件…全部おもしろそうなお仕事ばかり…ワクワクな心持ちで、いろんなコト、ぜ〜んぶ楽しみにしています。
 

2018.11.17>>>
十一月は、季節の変わり目さえ、心なしか落ち着く気分にさせてくれる私めのお誕生月でもあります。でも、なぁんとなく、今年は、急に寒いような、またまた暑いような…北の国の初雪も遅いとの噂ですし、いつもと違う季節の流れなのかしらん、どうも身体がついていかず、体調管理も難しい日々が続いています。
お仕事は、頭の上から、降り注いでくるくらいに、次から次へとご依頼を頂いて、嬉しい悲鳴と呼ぶべき状況なのでしょうが、とにかく、ともかく…ひとつずつ、きっちりと終っていってくれると、安心なんですけどねぇ。
いろいろな工事現場では、進行と打ち合わせのタイムラグがかなり生じることもあって、なかなか詳細が決定せず、なにから手をつけてよいのやら…の焦燥の時間が、過ぎゆくばかりです。
これを完成させてから、この手配を…と、頭の中で組み立てたスケジュールは、もうぐちゃぐちゃになってきてしまって…工房内も足の踏み場もなくなり〜なんてことはしょっちゅうですが、こればかりは、オーダーにこだわった製造業あるあるとも言えるのかな。
東京オリンピックを控え、どちらの業界も、モノも人材も取り合いみたいになっているのだとか…腕のいい大工さんがいなぁ〜いとか、足場が無ぁ〜いとか、建築業界は、天変地異が、今年は格段に多かったこともあり、工事が順調に進んでいない地域は、至る所に存在している様なんです。…というわけで、個人のわがままは、慎まなくてはと、我が家でも、駐車場の真上の屋根に大きく穴が開いたまま、ホッ散らかしているのが現状です。
それと、そろそろ木の外壁の塗装の剥げはげ具合も気になってるんだけどなぁ〜なんか見た目にも相当かっこ悪い感じなので、早く塗り直したいのはやまやまですが、今しばらくは、順番待ちが続きます。
そうこうしているうちに、今年も、あと一ヶ月半です。歯の治療で、イテテと思っていても、光司さんの座骨神経に比べれば…私の、ちっとばかりのあごの腫れなど、たいしたことないのか?もね。そういえば、またまたグレインもおなかこわして、動物病院のお世話になってましたし…。皆んな、ガマンがまんの年末だね〜。
そんなバタバタの日常の中、親しくして頂いておりますお客様のご好意に甘え、京都まで、懐石料理を御馳走になってまいりました。私は、かなり久しぶりの京都でしたが、光司さんが以前、家具など納めた、烏丸の喫茶店もちらりと見れたし、老舗近又の静謐な和室で、中庭を眺めながら…美味しいお料理を食し、至福の時を過ごすことができました。茅葺きで過ごした田舎のお家を思いだす、穏やかな秋の一日を、久しぶりに…まったり満喫させて頂きました。お心遣いに、本当に感謝しています。
いろんなことがあるけれど、とにかく地道に、確実に…お仕事は、成し遂げていきたいものです。ちょこちょこ入ります他社様の修理品のかずかず…、新作の椅子の納品、新たなるお客様との打ち合わせと、目まぐるしくも、充実した今を過ごしていることに感謝して、残り僅かとなってきた平成を、想い出残る月日に変えていきたいと願っています。
 

2018.10.31>>>
吹く風も涼しく感じられ、身体もぐっと軽く、とっても働き易い季節になったはずなのですが…光司さんは、相変わらず、腰から足先にかけての痺れが、取れないそうで…見ている方も、なんだか辛〜い。はぁ〜、健康が一番だねぇ〜としみじみ思う今日この頃であります。それでも、仕事の手は止めず、新作の椅子やら、只今、進行中のレミングハウス物件の収納などなど、せっせと製作に励んでおります。その合間に、急な他社様からのお助けコールもあって、修理の荷物を受け取るために、外出もままならず…いろんなもので溢れかえっている、広いはずの工房は、めっちゃ狭いねんっと嘆きの声も聴かれます。
そんなせわしなき秋の気配のまっただ中に、むか〜し、短い間でしたけど、お店や工房でのお手伝いをしてくれておりました、元スタッフS君から、「ついに、独立しました」の嬉しいお手紙が、北の大地から届きました。三宮のお店時代なので、ひゃぁ〜、もう平成も終りかけやし、あれから14年も経っているかと思うと、お互い、めちゃ年いったやろなぁと思える、月日の流れに驚くばかりです。
細かく丁寧に綴られた文字のなかには、私たちへの感謝の言葉もあって、ちゃんと覚えててくれてたんやなぁと思う嬉しい気持ちと共に、もしかして私たちって、エエ人やったんか〜って、二人で、顔を見合わせニンマリしてしまいました。私達も、若かりし頃には、たくさんの大人の人に影響を受け、見守られ、応援もして頂いて、なんとかここまでやってこれました。その時代、その場所で巡り会えたたくさんの諸先輩がたの一言ひとことに、勇気や道しるべを頂いたことは、今でも人生の財産だとも思っています。自分達の未来を信じ、想いを寄せてこれたのも、そんな出会いに恵まれたから…こそだと思っておりますので、その気持ちを次にバタンタッチすべく、若い人々には、基本、なるべく夢をつぶさないことを第一に考えて、接することを心がけています。その時代にうまく乗れるかどうかは、誰にも解らず、時の運でもあるようにも思いますし…。その時がダメでも、なにがしか、続けていくと、仕事の面白みも解ってくるのかなぁと…年を重ねたからこそ、言葉に出来るような実感もあります。
ただ生きていることを、自分自身が楽しめるように、十年、二十年後の未来に向かって歩んでいってほしいなぁと、いつもそんなふうに願っています。
(ほんとは、私自身は、今の若い子はって、いつも叱られていたせいもあるけどねっ)
まぁ、彼のことですから、きっと、私とは違って、地道に、生真面目に、ちゃんとした人生をこれからも歩いてゆくのだと思われます。どうぞ、これからも、我が道をゆうゆうと、家族仲良く頑張っていってほしいと応援しています。
私たちも、なんかあちこち痛かったり、いつまでたってもふらふらはしてますけど、平均寿命までは、とりあえずまだまだあるぞぉですので、弱音を吐かず、ガンバリましょう。
 

2018.9.16>>>
この年になりますと、人との出会いだけでなく、お別れの場面に遭遇する事が多々あります。以前から入退院を繰り返してはいたのですが、まだまだ大丈夫に決まってる?〜と思い込んでおりました伯母が、先月末、亡くなりました。母が病弱だったせいで、我々姉弟は幼き頃より、伯母宅でご飯を食べさせてもらうことも多く、おなかがすいたら、おばちゃん家に…という習慣は、大人になっても変わらずといった具合。私にとっての駆け込み寺のような…いつでも甘えさえてくれる存在が、この世からいなくなってしまうのは、なんとも形容し難く、身体の真ん中に、大きな穴ぼこが開いてしまったような気分です。近頃は、だんだん私であることの認識も…少しずつ薄れ、初めは判ってくれてはいても、会話の途中、どちらさん?やったんでしたかねぇ??と質問を受けますと、なんだか切なく…、その辛い対面からも、逃げだしてしまっていた自分を責めてみたりもしています。ただ、臨終の時に間に合っただけでも、ヨシとしなければ……ウン…とも感じています。
身近の人が亡くなるということは、こうやって、少しずつ、子供時代を知ってくれている人が、どんどん居なくなるってことな訳で…。そうやって世代は受け継がれ、時代は流れてゆくものなのでしょうけど…。なんだか、こればかりはどうしようもなく…世の無常の儚さが、秋の気配の訪れとともに、弱った心に沁み入ります。
外は、金木犀の香りが漂い、朝晩は、ようやく肌寒く感じられる季節に移ろいつつありますが、日々の営みの忙しさの中で、気持ちを奮い立たせてゆくほかはないのだと、これこそ生きているもののサダメと思って、歩んでゆくしかないのでしょう。
さて、光司さんは、腰の痛みに耐えかねて、整形外科での通院が始まってしまいました。
お仕事のほうは、もちろんのこと待ったナシの状況ですので、お待たせのご納品やら、現場での長い打ち合わせが、あちらこちらと続いています。どの物件も、順調なるままに、工事は進行中とのことで、家具屋さん的には、どないなりますねん!の心境ですが、腰がイタいなんてことは、おくびにも出さず、張り切っていくしかありません。
人生100年時代に突入して、自分で、自分の脳みそに向かって、まだ若いんだからね〜と思い込むより、今を乗り切るすべはないように思います。
弱音を吐かず、精一杯…ご依頼されている、お仕事をせっせと完成させるのみだわねぇ〜!工房での手仕事を止める訳には…ふぁぁぁいとっぅ!!
 

2018.9.16>>>
御蔭様にて、無事に…竹中大工道具館での展覧会も終りました。こちらは台風直撃の大打撃、北海道では大地震が起き…、日本中、いったいどこで何があるのやらと、不気味な連鎖に背中がぞわぞわしてしまうほど。今ある時を、目の前の有意義な時間を、ちゃんと宝物にしておかなくてはと、心からそう思える会期中でもありました。そんな驚天動地の天変地異のまっただ中に、足をお運び頂きましたお客様には、心より感謝致します。本当に、どうもありがとうございました。
芦屋からは、なかなかすべての方にお声掛けは叶いませんでしたけれど、僅かながらもお知らせのチラシをご送付させていただきました。そんな宣伝効果もあったのか!も??
普段お店のほうには、来る機会の少ない彼ですが、当番日の土日の会場では、偶然の出会いも含めて、懐かしのお顔にたくさん出逢えたようです。私は、結局、台風で電車も止まり、会場も臨時休館〜となる緊急事態もあって、なんとかギリギリ最終日に、間に合いました。
光司さんは、ゆったり寛げる感のリラックスチェアでしたが、様々な個性溢れる15名の作家さん共々、なかなか見応えのある椅子展だったように思います。
毎年の新作椅子は、木工家さんにとっては、なかなか大変なことではあるのでしょうが、ものづくりを生業とする人たちにとっては、テーマに添った自由なる創作は、とても至福の時なのかもしれないなぁとも感じました。
今回が初参加となる木工家さん達にも会えて、独立したばかりの初心の気持ちを思いだすような刺激ももらえ、とっても楽しかったです。いつの間にやら、光司さんは、工房の開業歴が、オオゴショかっ!!の一番古い立ち位置となってしまい、月日の流れの凄まじさをまざまざと実感するほどです。久しぶりにお会い出来た若手の建築家先生に「独立します」とご挨拶されますと、それが、皆さんう〜ンと年下であることが改めて感慨深く、なんだかおかあちゃんの気分になってしまうほどでした。
私たちは、いざ、年を重ねてみますと、やはり元保母保父のせいもあるのかもなぁ〜みんなガンバレ〜の、ついつい親目線になってしまいますよね。同じ時代を生きる者として、みんな揃って、一段階ずつでも上へと登ってゆけたらな~と願うばかりです。まぁ、この家業、長続きのコツは…といえば…とりあえず、ケガしない!ってことくらいかもなぁ。
まま…とにもかくにも、ひとつ終って、ほっとひと安心できました。
お待たせの家具や小物、あちらこちらで、どんどん動き出している物件と…腰の痛みは、まだまだ酷いようですが、休むヒマなく工房は、エンジン全開でがんばりまぁ〜す!!
 

2018.8.27>>>
お店のお盆休みをたくさん頂戴いたしましたが、やはり…世の中そんなに甘くはなく…、次から次へとお仕事がらみあり、身内の入院騒動あり…の、図らずも予想通り??の波乱の展開でありました。
そんな中、重くて重くてぎっくり腰寸前だった山桜のテーブルを、ようやくご納品してきました。
こちらは、普段とは全く違う流通経路で、材木を仕入れ、一か八かの選択でもって、お客様こだわりのご希望に添った材で、製作させていただきました。
人工乾燥が、仕上がってくるまで、アタリの木なのか、はたまたハズレ?なのか、ちょっぴりヤキモキもしましたが、かなり大当たりぃ!!の綺麗なヤマザクラの木でしたので、出来上がったブックマッチのテーブルは、ピカピカでゴージャス!たぶん?激動の昭和の時代を生き抜いて来たんだろうなと思われる繊細な木目が、力強くもあり、とっても美しくもあり…。近年、日本で流通している材木の質が、昔に比べ、少しばかり悪くなってきているのでは…と感じていた矢先の、納得の仕上がりに、テマエミソながらも、大満足の一品でした。
合わせて製作予定の椅子のほうは、未だ間に合わなかったのですが、引き続き、同じ山桜を使って、新作の椅子も製作中です。
うだる暑さと台風で、まだまだ蒸し蒸しの気候が続いていますが、現在お打ち合わせの中には、完成が、すでに来年になるであろう新築の一軒家や、オフィスビルの家具相談も含め、その他、たくさんのあれやこれやが、進行中…年度末に向け、ちょっと身体と頭がおっつかなくなってきたようです。そろそろ秋バテ…大丈夫かなぁ。
お盆に打ち合わせした新築のお家は、昔の園児チャンが、大人になって、お母さんになって…と壮大な歴史物語みたいになってきています。ダンナ様が、建築士というわけで、設計は、御主人様がしています。初めて建てるお家が、自分の連れ合いに考えてもらえるなんてことは、ごく限られた人に与えられた大きなチャンスでもあろうかと思いますので、イズデザイン的にも、なるだけご協力出来るよう、細部にこだわって、頑張りたいなっと思っています。
ほんと人との出逢いは不思議なもので、縁ある人とは、固い絆で結ばれ、そのつながりが、次から次へと連なりを見せてゆくものなのですねぇ。ひとの一生は短くもありますが、かなり濃密でもあると、お仕事を通して、生きるって実感を、学びつつも遊ばせてもらっている感覚が、なんだかとっても、おもしろ〜いです。
それから、ひとぉ?つ終ったと、ほっとひと安心しておりました、レミングハウスの中村先生とのコラボ物件は、新たなるツギへ…と、まだまだ続いていくそうです。得手勝手に進めてゆける想い通りの作品も楽しいのだけれど、様々な建築家の先生方とご一緒出来る家具達は、なんだか自分の殻を縦横無尽に突き破っていくようで、それはまた、ひとつの醍醐味になっています。縁ある人達に、たくさんのお仕事を、いろんな形で、お声掛けいただいています。どれもこれもうまくいくといいけどなぁ〜さてさて、どうなりますやら…一つ一つを丁寧に、心を込めて削っていかないとあきませんねっ。
明日、28日からいよいよ始まる、新神戸の竹中大工道具館の家具展は、ここ数日の最後の追い込みで、なつかしの復刻版!?の丸いカフェテーブルも完成致しました。とにかく工房は、関西直撃の台風もなんのその…雨風不安がるグレインをよそ目に、機械の爆音が、鳴り響いておりました。
兵庫県で頑張っております、いろんな作り手の作品群に出逢えます。お時間の見合う皆様、どうぞ足をお運びいただければ幸いに存じます。
 

2018.8.10>>>
ここのところ、女性のお客様の新築のお家に、お伺いさせて頂く機会が続きました。マンションを購入するとか、ましてや一軒家を建ててしまうなんて、ほんとビックリ〜めちゃくちゃ凄いなぁと感嘆しきりです。稼ぎの少ないワタシには、到底そんな甲斐性はこれっぽちも無いわけで、全くもって、そんな女性には憧れ、畏敬の念さえ覚えます。
拝見させていだだくと、当然のことながら、しっかりご自分の自由なるプライベート空間をどど〜んと、確保されているのが、マジで!羨ましいと思いました。
この酷暑で、寝苦しい夜が続いておりますが、擦り寄って来る体温高めのワンコと、時々揺すらないとウルサくて眠れないいびきをかくお隣さんに、夜がしらじらと明けてくるまで、こちらは、眠ったのかまだ起きてるのだか…判らないような闇の世界を彷徨える時、ひとりっきりの部屋を満喫したいと心から願っている自分がいます。
私ひとりの家ならば、どれだけ好きに過ごせるものなのかと、遥かな想像を膨らませたりもいたしますが、実際においては、巡ってきたお掃除当番の回覧板など見てしまうと、この暑いさなか、ゴミ出しをぜんぶやってくれている存在も無視する訳にもいかず…。隣りの芝生は、誰でも、うんと青く見えるものだと、わかってはいるのですが、やっぱり、家を建てる甲斐性のある女に…今からでもなれるものなら、遅くはないのか??そんな壮大なる目標を掲げ、これからの人生もせっせと働こ!っと、改めて誓ってみたりしています。
先日、すでにテーブルやら椅子をお納めしたお宅では、暮らしが落ち着いてきたならば、カフェを始めるとのことですので、オープンの日がとても楽しみ!!であります。
もう一件のお宅は、これから、あれやこれやと家具部門で、関わらせて頂く予定ですので、こちらも、どんな感じに仕上げって行くのやら…と期待でいっぱい〜。
竹中大工道具館での、兵庫県内の木工家によります一脚展も、いよいよ開催日が迫ってきてますし、命の危険を声高に叫ぶような…異常なる気候が続いて、どうも身体もついていかなくなってきていますが、日々のお仕事に邁進して、この2018の夏をなんとか乗り切りたいものです。

さて、お盆休みのお知らせです。
11日(土)から18日(土)まで、夏期休業とさせていただきます。
では、皆様、暑さ厳しき折り、どうぞ御身体、ご自愛くださいますように…。
 

2018.7.27>>>
あっという間に、一年の半分が過ぎてしまいましたが、相変わらず、想像を絶する暑さが、毎日続いております。
どうなるニッポン〜世間の皆様も心配しての通り、2020のオリンピックは、確かに…大丈夫なの!?と、シロウト考えながら、危惧の念がふつふつ沸き上がってきてしまうほどですね。
さてそんな猛暑もなんのその、絶対倒れたらあきまへんっ!の熱き思いだけで、ひたすらまっしぐら!?ものづくりと打ち合わせと、ご納品に、連日追われています。
今月は、下駄箱にベンチ、ちょっとした改修工事…その他、カフェテーブルとそれに合わせての椅子もいっぱいと、汗にまみれながらも、どんどん製作致しました。
レミングハウスの中村先生と久しぶりにご一緒できた、岡山の吉田牧場さんの別邸の小屋もほぼ完成。
先日、ご依頼分の修理の椅子たちをご返却かたがた、お伺いしてきましたが、庄屋様が暮らしているかのような、お山のてっぺんにある、はるか遠くに吉備高原を望むお家は、凝りにこった細部も含めて、小屋と呼ぶにはあまりに贅沢でご立派なり〜!!
下界では、肌にまとわりつくようなじっとりした風も、ほんのり爽やかにさえ感じられ、威風堂々、趣きあるその小屋は、物語の中の絵の一部みたい…。静かなる存在として、ただそこに在りました
いずれまた、建築雑誌にも載せたいと、先生も仰っていたので、プロのカメラマンさんの映像の切り取り具合も併せて、掲載される日のくることを、心待ちにしていたいと思っています。わたくし個人としては、あまり、家に執着はないつもりなんですけれども、自分好みの家を、やっぱり一生に一度は建ててみたいものだねぇ~って、そんな事を切に感じる程でした。
全作さんが、大切に、手元に残しておいてこられたお気に入りのモノたちが、そこかしこにちりばめられた設えの場は、生きること…気持ちよく生活を工夫することへと、連なり続き、とっても快適で素敵すぎる空間が、どこまでも、広がっておりました。高い空、吹き渡る風、眩しい太陽〜、きゃぁ、ホント羨ましい限りです。
それぞれに、お仕事に邁進する方々の、分刻みであろうスケジュールの中、ほんの僅かな時間ではありましたが…共に、二度と戻らない夏のひとときを共有できたこと、たいへん有り難く、誇らしく…、大いなるシアワセを感じてまいりました。
我がイズデザインも、御蔭様にて、お待たせ中の製作物が続いておりますが、毎年の事ながら、このままハイテンションで、年末まで、ぶっ飛ばしてゆくことになるのでしょう。
夏バテしないように…お腹冷やさないように…、なるだけぎっくり腰にもならぬよう!切磋琢磨でがんばりまぁ〜す。
 

2018.6.30>>>
梅雨空、カミナリ、猛暑ときたか…今月も製作と打ち合わせと新しい出逢い…現場拝見などなどのいろんな出来事が続いています。
時が過ぎ行き、木工を生業にしてから、もうずいぶんの月日が流れていますが、こちらに戻ってからすぐに製作した椅子は、もう十年以上、平成が終っちゃうと、二十年か!?が経つことになります。
年を重ねた分、新作のご依頼ばかりではなく、ちらりほらりと、座のペーパーコードや籐編みの替えや生地の張り替えなどのご依頼も目立ってきました。六甲アイランドにお店があった頃、大手の家具屋さんの接客をお聞きしておりますと、「だいたい七年で家具は買い替えですからねぇ〜」とおっしゃっていて、ほんまかいな!と、びっくりした想い出があります。
そっかぁ〜、アンティークを育てるが如く、オーダーの椅子を使い続けていただけるなんてことは、七年周期で新品と入れ替わる家具に比べると、まるで、奇跡に近いものがあるのかも…と、ビックリ仰天な、この業界あるあるの現実を知りました。
もしかしたら!?ちょっとお世辞も入っているのかもしれませんけれど…、お直しをご指名してくださるお客様は、「座り心地がいいから、これからも大事に使っていきますからねっ~」と、仰ってくださいますので、とっても嬉しく、まさに光栄の限りです。
私自身、最初の個展で製作した椅子を、今も、お店とお家で愛用している訳なのですけど、同じ椅子に座り続けるということは、確かに、なんともお尻に馴染んで、しっくりくる感覚があり…わたしだけのマイチェアを、心からイトオシク思っています。車もそういうところって、ありますよね〜。今の若い世代は、カーシェアだったり、もとより免許も取らないなんてことが、都会では多いそうだけど、マイカーに乗ったとたん、身体の一部となって、当たり前みたいに動き出すような…そんな安心する空間に身を委ねちゃうみたいな感じです。
さて、今までお嫁入りしたうちの椅子達は、元気にしてるのかなぁ。どの子も捨てられる事なく、大切に可愛がって頂けているのでしょうか??
どうしてるンだかなぁと、時折想いだしています。
そんな昔ながらのお客様にも、喜んで頂けると思われます、竹中大工道具館の一脚展に、今年は、三年ぶりに参加する運びとなりました。
今年は、県内の若手からベテランさんまで、合わせて15名とのこと。昨秋、竹中大工道具館の休憩どころのテーブルをたくさんお納めさせて頂きましたので、その御礼の気持ちも込めまして、道具館の皆様、わざわざ足をお運びいただけるお客様のためにも、作り手として、熱い思いの伝わるよう、精進したいと思います。
今年のテーマは、「しこうの椅子」です。思考、志向、試行、至高、嗜好、指向…と、まぁ、書き示す事の出来る漢字が、あれこれと思い浮かぶ言葉です。
さて、15人の作家さんたちは、それぞれ、このテーマに添ったどんな「しこう」を表現製作されるのか…、客人のひとりとして、多いに期待し、楽しみに待っていたいと思っています。
期間は、8月28日〜9月9日まで。準備までそんなに余裕はありません…日々のお仕事をしながら、展覧会に参加するのは、なかなか大変なことではありますが、新しい椅子を自由に考え、創作することは、彼にとってはまさに至高のひとときであり、とても楽しい作業のようです。
 

2018.6.10>>>
北海道から神戸に戻ってきて、今の工房に引っ越すまで、ほんの数年間でしたが、東灘区の豪邸地域に住んでいたことがあります。東京のお友達などからすると、芦屋や神戸の山の手のお家の大きさたるや半端ない感じ!?とのことらしいですが、私たちの以前住んでいた住吉山手は、そんな想像を絶するようなとてつもない大きなお家が、まだまだたくさん残っていました。
その昔、仕事帰りのバス停から細い坂道を下ってゆくと、歩いても歩いてもそこのお屋敷の高い塀があり、誰なん??なんなん???ってくらいの…見上げるが如くの全貌もあきらかではない!?モダンな大邸宅がありました。そこからダッシュで五秒ほどの所にあります…ちっぽけな我が家とはなんたる雲泥の差!!その場所は、深窓の令嬢が出て来るような!ドラマの撮影場所にもなっているようで、撮影隊がやってきている折には、門扉が開いてることもあったのですけれど、玄関のアプローチが広大過ぎて、なかなか奥の方までは覗けないような…。一度でいいから、中に入ってみたいわぁ!!欲深い願いを、住んでいる頃には、ずっとこころの奥底に秘めていたのですけれど…。
現在は、神戸市の指定有形文化財となった旧乾家住宅の見学会に応募した所、見事にアタリまして、十数年ぶりの念願叶い、光司さん共々、内部を拝見してまいりました。見学会は、今回が九度目とのことでしたが、玄関先から、詳細なご説明をしていただきながら奥へと進んで行き、三階のルーフバルコニーからは、ご近所だった元我が家の場所が、ちらりと見えていたので、大満足。
豪邸の内部は、見事なまでに、全ての細部の作りが、凝りに凝っており、当時の職人さん達の手技が、誠に丁寧で真摯に感じられ、きっと若い頃だと気づかなかったような部分までもが、とても興味深く、光司さんは写真をパシャパシャ撮りまくっておりました。
北海道時代、ボロボロながらも、部屋数だけは多かったお家に暮らしたこともあり、この家、めちゃめちゃ寒かったやろねぇ〜っていうのは実感出来、そう言う意味でも、引っ越し魔であった様々な経験値は、建築物を見る上でも役立っているのかもしれません。
ただ外の世界から想像していたよりも…(昔の構造物だからかもしれませんが)ひとつひとつのお部屋は、現代のものほど広くはなく、リビングなどは、今回の見学者だけでもぎゅうぎゅう詰めといった具合でした。でも、やっぱり敷地はど〜んと広く1200坪もあったので、(昔は、4000坪あったそうです)お庭をぐるっとまわるだけでも、あれこれと空想していた、塀の向こうの豪華絢爛な暮らしを垣間見ることが出来、すごく不思議な感覚に落ち入りました。
施行は、私たちも御縁ある竹中工務店さんとのことで、神戸の歴史をひもとくいてゆくと、歴代のいろんな関わりある人々が、一生懸命創ってきたのだなぁと、とても感慨深いものがありました。
ようやく内側の世界にお伺い出来たという事も、とっても嬉しかったのですが、白鶴美術館の前の通りを、真上の窓から眺められるなんて、なんとも至極幸せな時間を味あわせてもらえました。私が、桜の木を自邸に植えたいなぁと思ったきっかけとなった懐かしいOさんの邸宅は、まだ残っていましたし、今回、貴重な体験とお世話を頂いた関係者の皆様には、心より感謝致します。
思い起こせばあの頃は、人間不信のどん底で…二人とも深く傷つき、精神的にも不安定な面持ちでいたのですが、あの地域独特の、山の手の緑深く包み込むような静寂と清涼感、溝を流るる六甲からの水のせせらぎの音に、どれだけ心癒された事でしょう。
あのちっちゃいお家で、ネコと共に暮らした数年間は、ようやく神戸に戻って来れたという思いを多いに実感出来た、静かなる安寧の日々でした。
そんなちょっぴり辛い遠い記憶を辿りながら、久しぶりの想い出の地の散策を楽しむことができた幸せな休日のヒトコマです。
 

2018.5.21>>>
五月に入って、懐かしい友人達との再会が続きました。人生の途上においては、他人には話し難いような波乱の日々を、それぞれに生きているもので…数十年ぶりの邂逅であっても、幼なじみならでは不思議なチカラで、アッという間にその距離は縮まってゆくものです。
小学校時代からの仲良しで、転校して遠く離れてしまったお友達と、30数年ぶり?に芦屋でのランチを満喫しました。びっくりしたのは、あんなにお腹がすいていたのに、20代の頃ほどには、ガツガツ食べられなくなっていて、完食といかなかったのが、残念なところ…。せっかくの美味しいイタリアンだったのになぁ。やっぱり思いのほか、わたしたちって、年取ってしまってるんやねぇと、お互いに、顔を見合わせ苦笑いです。そのへんの食の場面からも、会えなかった時間の重みをひしひしと感じてしまいましたが、生きていればこその、この再びの巡り会えた奇跡を、人生の宝物にしようと改めて思いました。
さて次のランチ先はどこにしましょうか!?もう誰にも、なぁ~んにも文句を言われなくなった今、自由に、好き勝手に、また彼女と散策したいものです。
それから、久しぶりにケンゴナカムラとサイラスチェスナットのジャズセッションを、梅田まで聴きに行ってきました。プロのミュージシャンって人々は、あの柔らかな指先のタッチで、どうしてこうも素晴らしく弾けるものかしらん!!…と、本当に感動的な演奏で…本物ならではの、なんともいえないパワーと勇気いっぱいたくさんの元気をもらえました。こうして、少しずつ、自分のための時間を、自身のためにうまく取り込める余裕も出てきたみたいです。
今年は、急に暑さもやってきて、梅雨前だというのに、ラベンダーもいい香りを放っています。朝出掛ける前の、ほんの僅かな時間だけでも、お庭に降り立って、少しずつ…その馨しい香りと色を慈しむように、ラベンダーを摘み取っています。北海道の爽やかな季節とラベンダー刈りの想い出は、いつだってあの日を思いだす度に、しっとりとシアワセな気分にさせてくれるので、毎年のこの作業は、私にとって、とてもリフレッシュ出来る大切なひとときなのです。剪定を毎年しているおかげなのか、株もずいぶん大きく育ってきていますしね~!!
さて、お仕事の方は、あちらの現場もコチラの現場も、急ピッチで、お仕事が進んでいるようで、まかされている部分のご納品が、相次いで急がねば!の状態に追い込まれてきました。そうして、今朝は、めっちゃ、「重たい扉」の車への積み込みを、お手伝いました。
「もう~お嬢様の手やのに~扉の枠の形に、手のひらが真っ赤やん!!」無事、取り付けが完了できることを祈ります!
 

2018.4.30>>>
四月に入って、続々のご納品ラッシュです。
ずっと以前、テレビのドキュメンタリー番組で見た牛が、あまりに愛らしく、シアワセそうにのんびり穏やかに暮らしているシーンが、記憶の底に奥深く残っていて、いつの日かゆっくり遊びに行けたらいいなぁ、と願っておりました。
そんな矢先、時々現れます「ワタシの神サマ」の粋な計らいがあったのでしょうか!??
偶然のような奇跡が、またまた起こって、雨上がりの澄みきった空のもと…念願だった牧場に足を運んでまいりました。
そう今回、キッチンや下駄箱などなど、収納のあれやこれやをお納めさせて頂いた、レミングハウスの小屋のクライアント様は、会いに行きたかった念願の牛達のいる、岡山の吉田牧場さん、その人だったのです。
北海道で暮らしていた若かりし頃、帯広にある放牧牛の管理育成牧場で、ちょっぴりお仕事をしたことがあります。
僅かの期間ではありましたが、その牧場での経験が、動物が苦手だったはずの私を、牛が、だぁ~い好き!という…本人が、一番まったくもって信じられないくらいの動物好きに変えてくれたのでした。
児童文学作家の灰谷健次郎先生とご一緒できた保育園の時代にも、なるほど…と、感じ入った事ではありますが、レミングハウスの中村好文さんも、共通して言えるのは、やはり、著名人の方というのは、必ずや有名人とのつながり続く輪が広がっているってことです。
もちろん吉田牧場さん自体が、全国区でも超有名な牧場ということもあり、イズデザインのお客様に聞いてみても、誰もが周知の事実の如く、あそこのチーズはすっごく美味しくて有名よ~と教えてくださったのですけれど…。
まぁそんな所に、いろいろと家具をお納めできるなんて、改めて、ビックリ驚天動地、なんとも光栄なことで、職人冥利に尽きるというものですね。
草地で、ほんわかまったりと寛いでいる牛にも会う事が出来ましたし、お昼ご飯のおにぎりも、中村先生達と御馳走になりましたし、お目当てのチーズも、たくさん買い求めてくることが出来ました。
全体の完成のほうは、あと少しなのかなぁ~とっても楽しみです。

別件では、西宮の苦楽園近くに、五月十四日開院の、内科医院の待合室のベンチのほうも、無事、取り付けご納品が完了致しました。
お医者様の個人宅に、家具をお納めしたことは、幾度かあったのですが、デザインの仕様から考えて、新規開業の医院内に家具を、お納めすることは初かも?
こちらも、とても貴重な嬉しい体験をさせて頂きました。
見本の中からお選びの生地は、明るさのなかにも、しっくり落ち着いた印象で、和テイストのあじろ模様の天井にも、受付のアールのカウンターにも、雰囲気がピッタリ合っており、壁際に鎮座した木の背のベンチは、まるでずっと前からそこにあったかのように…、いつでも準備万端、しっかり患者さんのサポートをさせて頂ける感じでした。
お納め出来た場所が、丁度、若かりし頃のドライブコースといいましょうか、あのあたりのレストラン?だったか喫茶店に(あの頃は、「カフェ」なんて、洒落た風な呼び名じゃなかったなっ)お友達とよくお茶しに行った想い出が…。
取り付けのお手伝いをしながら、前を通る車中からの視線を感じていると、なんとなくデジャブのような?とても不思議な感覚を覚え、あの時、私が眺めていた建物の…その内側の窓から見える風景が、一瞬のうちに、頭の中を時空が駆け巡り、青春の想い出が、走馬灯のように流れてゆきました。
よく一緒にお茶をして、笑い合った彼女が生きていてくれたら、「あの踏切のこっちの三角地帯の病院にっ~!」って、今回の納品話も盛り上がれたのになぁって、早世してしまったお喋りで朗らかだったTちゃんのことを想いだし、空のはるか向こうの雲に、ちゃんと報告しておきました。
そんな初めてづくしのご納品が続きましたので、改めて…今このときの幸せな出逢いと時間に、しみじみと感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しいお仕事をさせていただきました。本当にどうもありがとうございました。
 

2018.3.25>>>
今月は、税理士さんとの確定申告のとりまとめもあり、事務方は、歯の浮くような肩こりの日々が続いていました。とりあえず、この一大行事が終ると、年度末、なんだかホッと致します。早いもので、父が亡くなって一年がたち、千葉の弟一家と共に、無事に、一周忌も済ませる事が出来ました。甥っ子は、私学の中学校の先生として、正規採用にて就職が決まったそうだし、姪っ子は、無事大学四年に(六年通わないといけないので、まだ安心は出来ないらしいですけどね~)進級したらしいし、めでたしめでたし。そんな訳で、甥の就職祝いに、人生初のネクタイを買う!という体験をさせてもらいました。私の場合、よほど、堅気のお仕事の彼がいなかったってことですよねぇ。保育園勤務だと、ジャージかジーパンですし、よくよく考えるとサラリーマンっぽい人とは一度もお付き合いせずに、結婚しちゃったんだなぁ。
今はネットで、あれこれとお買い物が出来るので、光司さんともども、あーでもないこーでもないと、ネクタイの柄選びは、とても楽しかったです。悩みに悩んだ末に、ここはやっぱり、関西の笑いもいれとかなアカンやろなぁ、という訳で、わろてんかの精神のもと、銀座の小学生に負けてなるまじ!の意味合いも込め、アルマーニのネクタイを選んであげました。歳を重ねているとはいえ、社会人一年生には、少々、贅沢なのかもしれませんけど、自分自身ではなかなか買わないものでしょうし、私たちも死ぬまでもう二度と、ネクタイ選びなんてことはないかも??しれないので…、まぁ、おもしろいやんと、遊ばせてもらいました。彼には、すごく喜んでもらえたので、良かったヨカッタ…オジさんオバさん冥利につき、大満足です。
そうこうしているうちに、親知らずを抜きに歯医者さんへ…。ここ数年の間に、結構歯茎から、顔を覗かせていたので、ずっと気にはなっていたのですけど、ようやくおさらば出来た感じです。まだちょっとジンジンとした痛みはありますが、それほど腫れることもなく、しっかりご飯もノドを通りました。
さて、お仕事は、中村先生の物件が遅れに遅れており、そのため、他のお仕事がこんがらがってきています。開院の日程の決まっている医院の、ソファベンチのご納品のほうが、先になるのかもなぁ。
お仕事の進行具合の心配してたら、お家の水道の水漏れが発覚し、どうもシャワーの水洗がおかしくなっているらしい。いつもお世話になってる水道屋さんに来てもらって、お風呂場の御影石を割ることになるし、やっぱり、三月は、毎年いろいろ波瀾万丈だぁ。
お庭のミモザは満開となり、桜のツボミはほころび始めました。本日いよいよ、我が家の桜も開花宣言で~す。
 

2018.3.7>>>
ほんの少し春めいてきたと思ったら、庭のスノードロップのお花が満開でした。昨年は、お庭に降り立つ事も少なく、ほとんど放りっぱなしの状態が続いたけれど、春が巡りくれば、また花は咲くのだとしみじみ感じる春の訪れです。もうすぐムスカリや水仙も顔をのぞかせてくれる事でしょう…ミモザもほんのり色づいてきていますし、桜のツボミもあっという間に膨らんできそうです。
もうすぐ父の一周忌があり、一年の月日の早さに改めて驚かされています。もう桜の花を届けに行く事も出来ないのだなあと思うと、なんだか切ない想いでもあります。
芦屋界隈も、穏やかな気候に誘われて、お店の前をそぞろ歩く人達が増えてきました。今は、東京へ一極集中の時代、園児チャンたちも関西を離れてしまった子も多いですし、昔に比べると、若者が減ったのかな?って感じも致しますが、ここの通りは、結構インスタ映えするお店も増えてきたとかで、SNSの力恐るべし…ポーズを取りながらケイタイを翳す様は、ひゃぁ、エラい時代がきたんやなぁと思ったりもします。ひとりひとりが記者さんみたいで、こんなことも、街の本屋さんが無くなってゆくこととリンクしているようで、いろんな意味で複雑な気持ちにもなります。でも、もうすぐ平成も終ってしまうしなぁ…、私たちが、明治生まれを驚愕の思いで見つめていたように、しょショ!昭和ですかぁ〜って、ご先祖様でも見るかのごとく言われてしまう、そんな時代がもうそこまで来てしまっているのですね。
さて、わたしは、健康第一、ちょっぴり長生きして、あんなことこんなことを目撃する生き字引?的な存在でも目指そうかなっ。

昔むか〜しから、願い続けていた、20代、30代ずっと、やりたいと思って、心の奥底にくすぶり続けていたことを、ついに!やっちゃうことに致しました。へっへっへっ、自分の中では、すごく嬉し楽しの…前向きな一歩となります。暫く時間はかかりそうですが、2020年には達成できてるように頑張りたいです。
さて、今月は、確定申告のアタフタと進行中のお仕事がこんがらがって、余裕のなさが災いしたのか…二人揃って、ノド痛し、鼻もずるずる風邪気味です。インフルエンザや花粉症ではなさそうですが、光司さんは、なかなか微熱も下がらず、イマイチ、パッとしない体調が続いています。
でも、熱があるおかげ??なのかしらん…腰の痛みが不思議と消えちゃってるそうなので、ある意味、木工家的にはシアワセかもねぇ。三寒四温の春の気温差に、翻弄されてます…気をつけなくっちゃ。
 

2018.2.21>>>
友、遠方より来る…というわけで、デンマーク在住の知人が、日本へ出張の道すがら、立ち寄ってくれました。
ほっこり掘りごたつのお座敷で、美味しい地酒とジビエ料理を食しながら、いつものメンバーで、久しぶりの再会に、いろんな話で盛り上がりました。彼とは、同年代で、お互い喪中の身であることもあり、親亡き後の手続き等々の、様々なあるある話もありまして…。私もそれなりには苦労した感じでしたが、やはり海外に住みながら、親を看取るというのは、想像以上に、とってもタイヘンなんだなあと、日本のお役所仕事の煩雑さを…改めて認識しました。けど、もう一回っていったって、何度もする手続きでもありませんしねぇ~そんなことすら、遠い彼方へと追いやる程に、とっても楽しい宴となりました。
子供の頃の雪国のニュースは、二階の窓から外に出たよ~みたいな、温暖な地域の人間からするとビックリ仰天な生活をよく報じていましたが、ことしの豪雪は、久しぶりすぎて、凄く大変っそう!!十勝で、雪に埋もれて、ドアすら開かず、近くの大家さんが、ショベルカーで助けにきてくれたことを思いだします。
雪かきは、ちょっとならば、そこそこ楽しいのですけど、どか雪は、ほんと苦しいことのみ多かりきです。どんどん嵩む除雪費用のニュースは、地方の方には、お気の毒でしかありません。もうそろそろ寒波も勘弁してほしいところです。
先月の岡山県への納品でも、ずっと買い置きしたままだったチェーンを、タイヤに巻いての雪中行軍となった光司さんですけど、今回のご納品は雪解けてるかなぁ~。山深き所のようなので、またまた命がけ!?となるのかしらん~~。どうぞうまく取り付け叶いますように…。
コチラの物件が遅れていると、急ぎのお話が舞い込んできたりして…、いろんな現場をアタフタしつつ、我が工房も、相変わらず年度末のバタバタと相重なり合って、ドタバタ続きで動いています。
出来るんかなぁ~と、最近、「腰痛い~」を連発中なんですが、打ち合せの流れに身を任せているだけで、どの物件もなんだか面白そう~。長くこのお仕事を続けておりますと、ご縁のある方達とは、しばらくぶりではあっても繋がる続く道が、再び重なることがあり、またご一緒できる新しい道が切り開かれるのですから、運命っていうか、人生って、不思議なんですよね~っ。
ワクワクドキドキしながら、たくさんの出逢いとお仕事を、ひとつずつ楽しみたいと思います。
 

2018.1.18>>>
戌年の2018年が始まりました。さて、どんな年になるのやら…喪中の身、静かにそぞろにいきたい所ではありますが、相変わらず!?といいましょうか…御蔭様で…工房は、早くから、機械音が鳴り響いておりました。
昨年より引き続きのオーダーの椅子と新しい物件のあれこれと…今年もめいっぱいスタートダッシュで進んで行くことに致しましょう。
縮こまるような寒ぅ〜い一月ですが、年末は、ギリギリまで必死のパッチの大掃除。
年明け二日には、久しぶりに、弟家族が揃って我が家にやってまいりましたので、肉とカニ三昧のフルコースで、お・も・て・な・しがありました。
私たちの集い戻れる実家が無くなってしまうなんて、一年前には思いもしなかった事ですが、少しずつ、その現実をしっかり受け止めて、今ある瞬間を大切にしないと…と、改めて胸に刻みました。

ずっとバタバタと仕事に追われた芦屋での十年、時折、せっかくお声をかけて頂きつつも、なかなかご一緒叶わなかった、レミングハウスの中村好文さんの小屋物件を年明け早々、お手伝いすることになりました。現場担当の若い設計の先生の図面を、イズデザイン的にうまくとらえつつ、製作に励んでいっております。
その他、古くからのお客様からのご依頼もちらほらあって、二人共々、風邪もひかず熱も出さずに、無事に、ちょっぴり長めのお正月休みを乗り切りました。
今年の目標としては、(個人的には、)動こう!の年にしたいと思っています。
そういえば、近くで開催されていた高校女子サッカーの決勝大会とやらを観戦しに、激寒の初競技場体験もしてまいりました。
介護の日々は、物理的にも精神的にも、何となく…ワイワイとはしゃげるような気分になれませんでしたので、そんなここ数年来のもやもやを、表に踏み出すエネルギーに変えて、すきな場所や好きなコトを自分のために選んで、陽気に歩いていけたらと、空を雲を見上げています。もちろんお仕事は、真面目に!今まで以上に頑張る所存ではありますが、プライベートでの我慢は、なるだけ少ない方向へと、ずうずうしい気持ちで、意識してみたいかなと思います。
そんなある日、光司さんは、またエラい高いカメラのレンズ買ってはりましたえ〜。
写真のグレードが、プロ仕様になるかも?とのこと…まっ、お互い好きな時間と空気を、それぞれに大切にしていけたらいいのでしょうね。
さて、皆様、そんなこんなの私共、芦屋イズデザインを、本年もどうぞよろしくお願い致します。